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結局「瞑想」ってどんな効果があるの?

はじめに                                                     

大手企業などの研修や経営者が行っていることから、最近日本でも流行ってきている「瞑想」。では瞑想とは実際にどのような効果があるのでしょうか?今回は、なんとなく瞑想を行っている人や、これからやってみようと思っている人に、代表的な瞑想の効果を説明していきたいと思います。

集中力が上がる

瞑想とはリラックスしながら、たった一つのことに集中し、集中がそれたらまた集中するの繰り返しです。この繰り返しにより心が鍛えられ、集中できる状態を長続きさせることが出来ます。瞑想で鍛えた集中する力は、仕事やスポーツなど、生活の全てに恩恵を広げることになります。集中力が上がれば、作業の効率が上がり、パフォーマンスが向上することは説明するまでもないでしょう。

ストレス軽減

意図的に何もしない時間を作ることで、自分の考えを客観的に観察していくことで、心と体を休め、ストレスや緊張から開放され、心が穏やかになっていきます。実際に欧米ではその効果についての実証実験報告が多くあり、ストレス対処法の一つとして、うつやトラウマなどの精神的な障害の治療にも役立っています。

EQが高まる

EQとは心の知能指数のことです。瞑想を習慣化していくことで、呼吸や身体を観察する力が付き、自分の中で何が起こっているのか客観的に捕らえることが出来るようになっていきます。それにより、自分の思考や感情を自覚できるようになり、感情に振り回されて行動することがなくなっていきます。より冷静な対応や判断が出来るようになるので、ものごとにも動じにくくなり、心が安定していきます。

洞察力が高まる

瞑想では意図的に考えない時間を作ることで、脳内が整理されスッキリすることにより、無意識の思考パターン、思い込みなどから開放されます。すると先入観やレッテルではなく、ありのままに物事を捉えることが出来るようになり洞察力が高まります。

直観力・創造性が高まる

直感や独創的な飛躍したアイデアは、理論的な思考とは別の次元から湧いてくることがほとんどです。瞑想を行うことにより、思考が鎮まり、感受性が高まることで、ひらめきを敏感にキャッチしやすくなります。

人間関係が良くなる

瞑想により自分の内側をありのままに受け入れられるようになっていくと、それに比例して、自分に対してはもちろん、他人に対しても思いやりの心が生まれ、より豊かな人間関係を作っていけるようになります。

内も外も若々しくなる

瞑想の姿勢がクセになってくると、体幹が締まり、背筋がまっすぐ伸びた状態が維持されます。すると立ち姿や座り姿が美しくなります。さらに、姿勢が変わることによって呼吸が変わり、肺や内臓の働きが活発になり、血流が改善され、基礎代謝も上がります。それによって体内デトックス機能が高まり、便秘も緩和され、脂肪も燃えやすい身体になります。

眠りの質が向上する

呼吸を整えることで、交換神経と副交感神経のバランスが整い、自然と深い眠りにつながっていきます。特に夜に瞑想を行うことで、一日にさまざまな出来事をリセットしてから寝ることで、翌朝スッキリと目覚めることができ、睡眠の質を向上させることができます。また、睡眠の質が向上することによって、睡眠時間が減るという研究者もいます。

幸福感が高まる

瞑想が深まってくると、身体は休息しながらも、意識は覚醒した状態が継続できるようになっていきます。このとき代謝は低く。思考は鎮まっていくので、周囲との一体感を感じるようになり心地いい状態になります。この心の平穏は瞑想が終わったあと、日常生活でも続くと言われています。

自信が育まれる

瞑想では、注意がそれたら呼吸を引き戻します。このプロセスによって「注意力」と「注意がそれたことに気づく力」が付きます。すると日常生活の中でも、目標から遠ざかっている自分に気づき、本来の目標のほうへ引き戻そうとする力になります。すると結果的には自己信頼感が高まっていき自分自身に自信が付いていきます。

リーダーシップ能力が高まる

瞑想が深まると、つながりや一体感を感じやすくなり、周囲の人に対しても貢献したいという思いが自然と湧いてきます。そうすることで、人間的魅力が増し、結果として影響力・リーダーシップ能力が向上します。

自分らしい人生を実現できる 

瞑想は、自分の思考や感情を「客観視」するトレーニングです。これによって無意識の思いや感情にふりまわされることなく、より自分の価値観に合った選択が出来るようになるので、自分らしい人生を実現できるようになります。

おわりに

いかがでしたでしょうか?簡単ではありましたが、瞑想によって得られる代表的なメリットについて紹介させていただきました。次回は実際にどのようにして瞑想を行うのかをお話させて頂きたいと思います。それでは次回をお楽しみに。