幸せになるためにはどうすればいいの?⑤まとめ
はじめに
これまでには合計4回の「幸せになるためにはどうすればいいの?」についてお話させていただきました。今回は総まとめとして、今までお話させて頂いた内容を簡単に説明させていただきます。
幸せの3原則
まず初めに「幸せの3原則」を紹介させて頂きました。幸せの3原則とは、幸せになるための心構えのようなもので、考え方一つで人間は不幸にも幸せにもなれると言う物です。
比べない
比べないとは、人と比べないと言うことです。人と比べても結局は、上には上がいて果てしないですし、下と比べても優越感を得るだけで成長はありません。比べるのは「過去の自分」にして成長を感じましょう
期待しない
期待しないは、他人からの承認を期待しないということです。他人に認めてもらいたいと思うあまり、自分を失い他人に良いと思われるために行動していては、他人の奴隷として一生を過ごすことになってしまいます。まずは自分の強みなどを発見し「自分で自分を承認する」ことから始めましょう。
目標を持たない
人間は心理学効果で「モラル・ライセンシング」というものがあり、いい事をした後は自分に甘くなってしまいます。ただ完璧な計画を立てるだけでは意味はありません。未来である目標は、今とるべきベストな行動を決めるためにあるもだということを理解し、今の行動にフォーカスしていきましょう。
幸福度を上げる7つの行動
次に紹介したのが「幸福度を上げる7つの行動」です。ここでは、具体的な行動によって幸福度を上げる方法を紹介しているので、自分に合っているものはぜひ活用してみてください。
信じる
人は信じることでパフォーマンスが向上することが分かっています。信じる対象はどれでもいいので強く信じることがポイントになります。何かを強く信じることで、変化や危険に強くなり、パフォーマンスが向上し、結果的に幸福度が上がるという仕組みなのです。
体を動かす
適度な運動が体にいいのは改めて言うことではないですが、何か始める時や習慣にしたいものに、なかなか手が出ないときにはとりあえず初めの一歩を踏み出しましょう。案外、最初の一歩を踏み出すと、その後が続いてついてきます。やる気は行動してから出るものだと考えて、初めの一歩のハードルを下げることを意識しましょう。
体験する
お金の使い方には大きく2通りあります。「ものを買う」「体験を買う」の2つです。モノは時間の経過と共に価値が下がっていきますが、体験はどんどん美化されて価値が高まっていきます。なので、お金の使い道は優先的に体験に使うことで幸福度への投資になります。
手放す
現代はモノが溢れていて、人は増えすぎた選択肢により「決定疲れ」を起こしています。実際に選択肢が多くなればなるほど、脳の意志力の消費が多くなり、自身のパフォーマンスも低下します。モノを減らし、選択肢を減らすことで大切なものを、より大切に出来るようにしましょう。
習慣化する
手放すでも話が出ました脳の意志力ですが、選択肢を減らす以外にも習慣化することで消費を抑えられます。習慣化するには普段繰り返し行っていることなどを、時間ややり方を固定して、考えずに体が勝手に行っているような環境にしましょう。
変化をつける
人間はどんな感情にも慣れていってしまうものです。なので同じ幸せでも、繰り返しになればその分幸福度が下がっていってしまいます。そこで自分に対するご褒美などでも、サイコロを使ったりしてランダム性を加えることで、慣れを克服していきましょう。
確かめる
自分に起こった幸せなことを確かめるのはとても協力です。特に夜に確認すると、寝ている間も脳が幸せだと感じやすいと言われています。そこでオススメする方法は、寝る前にその日起こった良かったことを3つ書き出すことです。これによって毎日自分の幸せを確かめ、さらに落ち込んだときなどに見返してポディティブな気分にもなれます。
幸せになる人間関係を作る5つの姿勢
最後に紹介したのが「幸せになる人間関係を作る5つの姿勢」です。幸福には人間関係が不可欠ですが、一つ間違えば逆に不幸のどん底にもなりかねません。ここでは、どのような姿勢で、人と関わっていくことが幸福に繋がるかを説明しています。
選ぶ
さまざまな人と付き合っていてもあまり意味がありません。人脈とは「誰を知っているか」ではなく「誰に知られているか」なのです。付き合う人間を選ぶためのポイントとして、まずは「人生のゴール」を考えることです。それが「この行動によって、ゴールに近づけるか」と考えるだけで自ずと付き合う相手を選べるようになります。
干渉しない
他人をコントロールすることは不可能です。不可能というより出来るか出来ないかは結局は相手次第になってしまうので割に合わない努力をしていることになります。なので、何か問題が起きたときは「自分事」と捉えて、自分の努力で改善できるか考えるのが合理的でしょう。
与える
やはり利他的行動こそが幸福感を高めることは心理学においても常識となっています。おただ与えると言っても金や物に限ったことではありません。「時間」や「手間」といった「自分のために手間暇かけてくれた」と相手が感じてくれるようなことをしていきましょう。
強みを活かす
周りにいる人と同じ土俵で戦うのをやめましょう。仕事などでも、得意なものが同じ人が複数いると競争が生じます。とっとと競争から降りて、競争相手のいない自分だけの得意分野を見つけるべきなのです。そこで自分にしかない強みを発見し、それを活かせるような仕事や環境に身をおくことで、競争のない成果で自由に生きられるのです。
感謝する
感謝をされれば誰でもうれしいものですから、これによって相手との関係が深くなることは言うまでもありません。加えて、感謝には自分の幸福度を直接的にアップさせる効果もあるのです。効果的なエクササイズとしてお世話になった人に感謝の手紙を書くことが挙げられます。しかもこれは手紙は相手に贈らなくても、書くだけでも十分効果が出るのです。
おわりに
今回は、合計4回の「幸せになるためにはどうすればいいの?」についてまとめをお話させていただきました。まだ過去の記事を読んでいない方は、今回の話で気になって部分だけでも呼んでみてください。きっとお役に立てる話があると思います。毎回繰り返し言っていましたが、今回説明したことを全て行う必要はありません。ちょっと気になったり、やってみようかなと思った部分があるところだけ、お試しで試してください。きっと今までと違った自分に気づけるでしょう。それでは最後に今回の参考文献を載せて終わらせていただきます。