QOL最大化計画

人口上位3%の読書家が、QOL(人生の質)の最大化を目的とした知識を提供します

幸せになるためにはどうすればいいの?①幸せの3原則

はじめに                                                     

これまでいくつもの「自己啓発本」を読んできても、結局幸せになれていない人は多くいると思います。ではなぜ「幸せになるための方法」を使っても幸せになれないのか?それは幸せになるための方法が間違っているわけではありません。幸せになる具体的な方法の前に、土台となる原則がわかっていないからだったのです。幸せになる方法は世の中には多く存在しますが、その方法を使う前に、これから紹介する幸せになる3つの原則、7つの行動、5つの姿勢を理解し、自分の合ったものを取り入れていくことで、幸せになる方法をより効果的に使っていきましょう。今回のブログでは、まず基本となる幸せになる3つの原則を紹介していきます。

幸せの3原則

①比べない

幸せになるための原則1は「比べない」ことです。人は誰もが人と比べてしまっていますが、それは本当に正しいのでしょうか?下と比べると「こいつと比べればまだましだ」と自分に甘くなり、上と比べると「この人と比べたら自分なんて」と惨めな気分になります。誰かと比べている限り、下には下がいますし、上には上がいます。人と比べるということは、他人を意識していること。自分より他人の生き方を気にしていては幸せになれません。たしかに幸福は、親密な人間関係によってもたらされることも多いので、コミュニケーションツールとしたSNSが広がっています。しかし、SNSは擬似的なコミュニティにすぎないので、そこに属するだけでは幸福にはなれません。逆にSNSに滞在する時間が長いほど、他人と比べてしまう弊害が増えると言えるでしょう。実際にミシガン大学の実験では、フェイスブックを利用すると、主観的幸福度が下がる結果が出ていますし、ヒューストン大学の実験では、フェイスブックの利用増加と鬱との関係を指摘した研究もあります。にんなにではどうしたらいいのか?簡単です。過去の自分と比べてください。過去の自分と比較し、努力を可視化して、自分だけの価値観を作ることが幸せの第一歩になります。

②期待しない

幸せになるための原則2は「期待しない」ことです。人間は他人からの承認欲求があるのは有名な話しです。「成功者だ」「お金持ちだ」など他人からの承認によって幸せになれると思いがちですが、残念なことにその望みはいつまでたっても満たされません。なぜならば、他人に認められたいと行動することは、自分ではなく「相手の望み通りの自分になる」ということだからです。ではどうしたら承認欲求を満たしていけばいいのでしょうか?それは自分で自分を承認することです。「これが自分の特徴だ」とわかっている人は、周りからの承認を必要としていません。そのためには自分の独自性、強みを理解する必要があります。自分にはそんなものない。という人もいると思いますが、それは他人と比べてしまっていませんか?誰かと比べてではなく、独自性は自分自身で作っていくものです。自分の好きなもの、夢中になるもの、何でもいいのです。ポイントは自分の中での強みであることです。そう考えるといくつか思い浮かんでくると思います。

③目標を持たない

幸せになるための原則3は「目標を持たない」ことです。巷に溢れているビジネス書には「目標を達成したイメージを持とう」「将来の目標を大きく持とう」などもっともらいし事が書かれていますが、いつまで経っても成功はおろか、行動さえもできていない人が多いとは思いませんか?それには秘密があります。目標の設定や計画作りを通じて、成功した強いイメージを作ってしまい、それだけで満足してしまいストップしましまっているからです。心理学効果で「モラル・ライセンシング」というものがあり、いいことをしたり考えた分だけ甘くなる、という現象です。例で挙げると、ジムで運動をした後に甘いものを食べてしまうのがまさにこれです。つまり、目標を持ちいいイメージを強く持てば持つほど、モラル・ライセンシングが働き、自分に甘くなり行動しなくなるということです。ですが目標がなければ成長がないのも事実です。ではどうすればいいのか?それは、目標(未来)ではなく行動(現在)に注目することです。現在の行動に注目することで、初めて目標の意味、使い方がわかってきます。未来の目標は、今とるべきベストな行動を決めるためにあるものなのです。常に今を基準にし、今なにをするべきか考えることで、モラル・ライセンシングを止めることが出来るのです。

おわりに

いかがでしたでしょうか?簡単ではありましたが、幸せになる3つの原則を紹介させて頂きました。①比べない②期待しない③目標を持たない、それぞれちょっとした意識の違いで、自分の幸福度は大きく変化させることができます。この基本となる3つの原則を理解していき、次回紹介する7つの行動、5つの姿勢を取り入れていきしょう。最後に今回の参考文献を載せます。もっと深く知りたい、自分で勉強したい方はぜひどうぞ。それでは次回をお楽しみに。

 

参考文献:メンタルサプリ 著者:メンタリストDaiGo


メンタルサプリ [ DaiGo(メンタリスト) ]